2011年12月23日金曜日

イエメン慕情

先日、旅行雑誌の休刊記念イベントに行った際にイエメンの話が出たので、
写真など見返してたら懐かしくなってきたのでupしてみます。



サナア市街の町並み。その美しさ、特異性は多くの旅人を魅了して止みません。
シリアもそうですが、家に招いてお茶をご馳走してくれたおじさん、バスの乗り方を教えるついでに切符も買ってくれたおじさん、
アッラーへの帰依と八百万の神の信仰の違いを訪ねてきた青年達は今無事なのでしょうか。
彼らが望む状態が達成出来るかは分かりませんが、まずは無事でいて欲しいです。
今更ですが、やはり平和であるってことは素晴らしいですね。


サナアのレーズン売りのおじいさん。さぞかし無骨な感じの人なのかと思いきや、
写真撮影をお願いするとそれとないポーズも取ってくれた。
尚、ガラベーヤ(民族衣装)の上にジャケットを羽織るのがイエメンのビジネスカジュアル。


崖の上の村落、というか一軒家?


田舎の町のゲストハウスにサレハ大統領の写真が・・・。
私が特に鈍感なのか、旅行者としての立場からはイエメン人が抑圧されている感じは全く受けませんでした。


機械化とは程遠い、昔ながらの耕作風景。ちなみに、作物はコーヒーです。



子供がかわいいのは万国共通ですね。

尚、イエメンは人口増加率3%で、人口の半分を15歳以下が占めているという、
途上国にありがちな人口ピラミッドを形成しているようです。

http://www.irinnews.org/PrintReport.aspx?ReportId=88704
http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=88522

にしても、15歳以下が人口の半分っていう割には、
そんなに子供・少年少女の姿を見かけなかったような・・・。
彼ら未来の世代のためにも、少しでもいい環境を残せるようにしたいものです。

もしイエメンに行く方がいたら、カートを一回トライすることをお勧めします。
あの何とも言えない虚脱感、もう一回味わいたいです・・・。