2009年5月14日木曜日

マーケット概観とメモ

現在はドル安の流れになっている。
しかし、各通貨弱点探しで、その時々の材料で過度に
上下に振られている感がある。
でもま、月足ベースで俯瞰してみるとUSDJPYはベア継続、
EURはブルに転換するかも?と言ったところだろうか。


・株の上下にある程度連動するリスクアペタイト
→ 株高=EUR高、JPY安 VS 株安=EUR安、JPY高

以下にて何個かマーケットの話題について。

・米国金融期間のストレステストについて
調査票を各銀行に送りつけ、「自己申告」でアンケートに答える。
ストレステストは銀行の経営の安全性の指標ではなく、
国民の税金を投入して取得した優先株を普通株に転換する際に、
普通株のリスク審査を行っているアリバイ作り。
銀行の以前の収益モデルは壊れている。

・米国債の格下げ
時々話題に上るが、実現しないだろうし、したら大事。
各金融機関がごっそり抱え込んでいる米国債の価値が暴落したら?
巨額の財政出動のファイナンスに対する影響(金利の悪い上昇)は?
絶対無い、なんてことは言えないが、とんでもないことになる。

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