2009年5月22日金曜日

中くらいってどのくらい?

「『中福祉・中負担』のイメージ示すことが大切」安心社会実現会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090428-00000011-cbn-soci

厚生労働省を分割して、麻生さんは厚労省を医療や年金を扱う
「社会保障部門」と、雇用や少子化対策を担当する「国民生活部門」
との2つに分割する案を出しているそうな。

自分の様な浅学な人間が思うのは、「中福祉・中負担」を目指している
現状は、「高福祉・高負担」なのか「低福祉・低負担」なのか
どちらなのだろう?高福祉だと思ってる人は少なそうだし、
低負担だと思ってる人も少なそう。っていうことは、
「低福祉・高負担」なのかな?うーん・・・・


さて、社会福祉を充実させて不安を払拭する、というのはいいけども、
原資をどう配分するかが議論の的になるのではないか。
他先進諸国と比較して圧倒的に低い出産・教育など若年層向けの
福祉支出を増加させて、「これから」の人たちが希望を持てる
環境を整えないと、高齢者向けの年金ももう持ちませんぜ。
企業に例えて言ったって、退職金支払いより利益拡大の設備投資を
優先させなきゃ、原資が枯渇しちゃうんだからねぇ。

とは言え、プライマリーバランス赤字(国の収入より支出が多い)で、
対GDP比での政府債務残高もG7中ダントツのトップで借金まみれの政府。
もう今までみたいな贅沢(負担の高低に限らず享受できる福祉)は
出来ませんがな、と言われてもおかしくない様な気もする。

0 件のコメント:

コメントを投稿