2009年7月14日火曜日

外為 周辺環境の確認

いつもとても参考にさせて頂いている、Porcoさんのエントリーで触れられているロイターの記事から。
http://ningyocho.blogspot.com/
ロイター記事
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21325020090710?feedType=RSS&feedName=topNews&pageNumber=1&virtualBrandChannel=0

以下、自分の理解でのざっくりした要約です。

・各国の出口戦略の見えないままでの超低金利政策で金利、成長率に基づいたトレンド形成期待できず。
実需のフローも、国際収支の不均衡縮小(つまり米国の輸入減=消費減)によって萎縮し、
投資家のリスク資産圧縮も継続している。
・ECBはほとんどのEU加盟地域の金融機関が、本支店間で資金を融通する際に
実勢より低いレートを使ってきたとし、本支店間の資金貸借においてリスクに見合った
適切な金利を厳格に適用する方針を確立することが重要との見解を明らかにした。 

*参加者(取引機会)減少、レバレッジ低下 → 流動性低下、ヴォラティリティ上昇
 トレンドフォローの新規参入玉<利食玉 の構図でトレンド破壊?

ドルの無制限供給と景気回復のための通貨安という二つの側面から、市場ではドル安が自然な流れとの見方。
しかしその一方で、 少なからぬ数の金融機関が不良債権処理に備えた必要十分なドル資金を確保できていない。
→特に欧州金融機関の実情のひどさが指摘されており、ドル安に素直に流れることが出来ない。
USDLIBORは静かに下落しているが、上記ECBの行政指導(?)もあり、額面通りではない?

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